Fun! COATING(ファンコーティング)使ってみました その2

先日、待望のFun! COATING(ファンコーティング)をエアブラシ等に塗布しましたが、焼き付け環境が無いので炎天下の車内に1日置いてみました。

一応メーカーでは「80°C環境にて60分加熱乾燥」を推奨、または耐久性は落ちるものの、「40°C環境であれば120分、室温では180分以上の乾燥」としています。

季節的に(6月)まだ外気温が28℃までしか行かないものの、恐らく車内は50℃を超えていると思うのと、エアブラシは素手で持てないほどに熱くなっていたので、やらないよりはマシなのかな?

実際使ってみてですが、エアブラシのうがい洗浄が確かにやりやすくなりました。

うがいだけで綺麗になるというのは流石に大袈裟ですが、塗料残りは少なくなり、拭き取りもかなり楽になるのは確かです。

実は一番恩恵を受けたのがエアブラシではなく、塗料皿や調色スティックだったりもします。

エアブラシの使用感に関しては、ニードルの滑りが良くなり動きが気持ち良いぐらいで、他は特に変化は無いようです。

ノズル詰まりも無く、細吹きも余裕です。

粒子が荒いのは使ってるPC-100の持病というか、低圧で開放すると荒くなる仕様です。

ただ、これによって大幅に掃除が楽になるとか、溶剤の消費が劇的に減るとかはないので、エアブラシを分解できて、焼付乾燥もできてお金に余裕があれば試してもいい商品だとは思います。

フジミ:1/24 ダイハツ ミゼットII #014 【完成】

FUJIMI 1/24 ID114 ダイハツ ミゼットII Rタイプ/Dタイプ コンパチキット

キットの初出は前世紀のものですが、かなりプロポーションも良く組み立ても難なくできると思います。

今回は実際にミゼットIIを所有していたという思い入れもあり、その当時の車両の特に特徴的な部分を再現してみました。

キットでは荷台ごと交換するアオリですが、各アオリのみ差し替えできるように加工しています。

DIYの木製アオリは実車ではパイプアオリに取り付けていたのですが、模型上ごちゃつきすぎるので単純にしました。

スペアタイヤはむき出しか、カバー付きかが選択式ですが、カバー裏のピンを削り、タイヤとのクリアランスを取ることでタイヤを付けたままカバーの着脱ができるようにしてあります。

省略されているアンテナを追加、サイドミラーはアームを真鍮線に置き換えています。

キャビンとデッキの繋がりを修正、マフラーエンドをプラパイプで大径化。

内装は特に弄らなくても雰囲気はあります。

プラモをしっかり完成させるのは実に9年ぶり、カーモデルは20何年振りですが意外と何とかなるようです。

Fun! COATING(ファンコーティング)使ってみました

ようやく入手できましたArtFun!さんのFun! COATING(ファンコーティング)、撥水撥油コート剤なのですが前評判から先日のホビーショー、発売後とかなりの高評価で入荷即完売が続いていましたが、なんとかヨドバシさんで買うことができました。

用途としては、塗料汚れを強力に弾き、ハンドピースなどのお手入れを簡単にするお助けアイテムだそうで、各種溶剤を使う模型界隈でもその影響を受けない強固な皮膜を形成するようです。

ちなみに20ml瓶に10ml入って税込み1,990円でした。

アイスコーヒーに付いてくるガムシロップ程度の容量で2千円弱と決して安いものではありませんが、本来末端消費者まで降りてこない工業用品を小分け販売してくれるだけでもありがたいですね。

まず下ごしらえに、各メーカのツールクリーナーでエアブラシを分解洗浄しておきます。

手順に関しては動画サイトやメーカーサイトに詳細があるのでここでは割愛しますが、注意点がいくつか。

全くメンテナンスをしていないエアブラシは慎重にノズルを外さないと破損の恐れがあります。

固着したのを無理に外そうとして折れました。

こいつはサフ、メタル吹き用なのでひとまず瞬着で固定して見なかったことにします。

また、コート剤の揮発性がものすごく高く、内蓋が吹き飛ぶことがあるので瓶側に軽くテンションをかけながら蓋を開けるのがおすすめです。

容器の密閉性はそれなりにあるようで、匂いも漏れていないので大丈夫とは思いますが、その揮発性から次回使うときに空になっている恐れもあるので、一気に使い切るか、一応ジップ付きの袋に入れ暗所保管した方が良さそうです。

今回コーティングしたエアブラシは、直接塗料が触れるカップ内部やノズル周り、ニードル等にとどめ、エアブラシ本体周りは滑りすぎて扱いづらくなりそうなので保留としました。

あとは塗料皿数枚、調色スティック、筆先の金具等々でコーティング剤の半分も使っていません。

本来はコーティング後に「80°C環境にて60分加熱乾燥」させ皮膜を強固に形成させるようですが、なかなかそんな環境もないので、炎天下の車内ダッシュボード上に1日置いておくことにします。

動画サイトを見る限り相当な効果が期待できそうなので楽しみです。

ArtFun! : http://www.artfun.jp/

ヤマト運輸のトラック届いた

今何かと話題のヤマト運輸さん、クロネコメンバーズという便利機能の中にポイントを貯めると各種特典が受けられるという、通販大好き人にはメリットしかないクロネコポイントという制度があります。

荷物の発送、受け取りの度にポイントが加算され、ポイントに応じてノベルティと交換できるのですが、その中にヤマト運輸で運用中の各種車両のミニカーがあるのです。

ということで早速交換しました。

10t車、400ポイントでの交換ですが、貯めるのに1年かかってしまいました。

モデルは日野・プロフィアでしょうか、配備されてる車両中、いわゆるベース間輸送を担っている10tトラックで主に幹線道路を走っているそうです。

縮尺はおよそ1/80といったところでしょうか、ほぼダイキャスト製でずっしりとした重量があり、造形はノベルティとしては充分に特徴をとらえた良い出来です。

ぱっと見、ミラーの省略などによりトミカを彷彿とさせますが、特にメーカーは公表されておらず、わかるのは中国製ということぐらいでしょうか。

現時点ではもう2車種あるみたいなので、またポイント貯まるのが楽しみです。

フジミ:1/24 ダイハツ ミゼットII #013

イメージ通りにはいかないもので

内装やメッキパーツ、その他小物を塗装していきます。

内装は指定色のガルグレーだと明るすぎる気がして、暗めの軍艦色2にしてみたけど、黒立ち上げで影入れたら暗くなりすぎた感、シート表面はガルグレーで塗りました。

あとはメッキパーツにGSIクレオスさんの、Mr.カラー スーパーメタリック メッキシルバーNEXTを使用。

発売開始当初、こりゃスゲー塗料が出た、早く使ってみたいと思いつつ、既に発売から5年以上経っていました。

吹く量が少ないとマダラに、少しでも吹きすぎるとただのシルバーになってしまい、なかなか加減が難しいですが、乾燥後のマスキング耐性が高いのはかなり良いです。

ホイールはアイボリー、ボディは実車だとオフブラックマイカという見る角度や光によって黒かったりガンメタだったり青っぽかったりしたのですが、いまいちピンとこない色で難しく、何パターンか試した結果、黒にMr.カラー C151 ホワイトパールを薄っすらオーバーコートで落ち着きました。

下地黒に、左からMr.カラー C151 ホワイトパール徐々に濃く、フカヤ パールパウダー ブルータイプを薄く、同パウダーをガッツリ濃く。

カーモデルのセオリーとは真逆の、最後にボディとなってしまいましたが、ここまでくると完成が見えてきてペースアップ!と思いきや、実は個人的にここが魔のタイミングでお手付きしてしまったり、完成させるのが名残惜しくなったりで頓挫してしまうので、どうなることやら。

タミヤのエアーブラシスタンドII使ってみた

突貫で塗装スペースを確保したものだからエアブラシ周りがごちゃごちゃしています。

ごちゃごちゃというか、エアブラシが一本置き場が無く困っています。

元々使っていたMr.スタンドがあったはずなのですが、引っ越しの際に行方不明となってしまい、やむを得ずコンプレッサーに付いてたスタンドに乗せています。

結果コンプレッサーを卓上に置くこととなり、振動やらホースの取り回しやらでメチャクチャ鬱陶しいのです。

そこで解決策としてスタンドを買ってみました。

タミヤ製のエアブラシを持っていないのに、タミヤさんのスプレーワーク エアーブラシスタンドIIでございます。

スポイトも付いて安いです。

他社のハンガータイプは昔から憧れてはいたのですが、形状的に作ろうと思えばいつでも出来そうなのでまたの機会にします。

使ってみてですが、まあ悪くは無いです。

素材が樹脂の為軽く、そのまま机に置いてかつブラシ2本載せると少し安定感に心もとない感じがするので、手持ちのシャコ万から適当なのを使って固定しました。

良いっすねー、スッキリ。

不安要素でもあったオリンポスのPC-101もなんとか乗ってます。

一番メジャーな形状でもあるプロコンBOY PS264は、全く問題なくホールドされしっかり安定しています。

一方、オリンポス PC-101は、タミヤのベーシックエアブラシのスクリュー用と思われる切り欠きに、PC-101のカップ基部を乗せる形で使えます。

ただ置いてある状態なのでやや不安定ではあるものの、無いよりはましでしょう。

こいつに関してはアダプターの重量もあるので、ハンガーみたいな2点でぶら下げるのが無難なのかもしれないです。

やはりタミヤ製のエアブラシに合わせてあるようなので、汎用というわけにはいかないみたいですが、もしかしたらサフ用とかにタミヤのベーシックエアブラシを買うかもしれないので、その時は大活躍なのでしょうし、その際はPC-101用にハンガータイプを買ってあげようと思います。

塗装ブース用排気口アタッチメントを付けた

雨の日は塗装しないけど

塗装ブースのホースを窓から放り投げて使っていますが、これだけ窓が開くと風の吹きこみが結構あり、折角臭気を排出したのに、風で戻ってきては意味ないのでアタッチメントを付けました。

使っているのはタミヤさんのペインティングブースII ツインファンだけど、取り付けるのはGSIクレオスさんのMr.スーパーブース用 排気口アタッチメントです。

取り付ける際に結構きついですが、簡単には取れそうにないくらいポン付でしっかり嵌ります。

あれだけあった隙間が3cm以内に収まり、形状上心配した排気効率も落ちている感じはしませんし、当初風を問題にしていたものの、じつは室内温度が変化しにくくなったというのがありがたいです。

ちょっとわかりにくいですが、網戸のサッシと窓のサッシでアタッチメントを挟み込むと収まりが良いようで、これなら虫の飛来も防げそうです。

一通り塗装環境が整ったので、ゴリゴリ塗っていきますよ!

フジミ:1/24 ダイハツ ミゼットII #012

タイヤが付くとらしくなる

実車では標準ホイール10インチを、12インチの鉄チンに履き替えてたのだけど、ここはキットのままとしました。

現状だとタイヤハウス内、ボディとシャシー側の隙間から光が漏れています。

このまま完成させるとおもちゃ感が出てしまうので、向こうが透けない加工を、それとフロントの車高が高い気もするので、このあたりの調整も追々考えていきます。

アンテナ追加

キットでは省略されているアンテナですが、ミゼット2では結構特徴的な部分でもあるので作り起こしてみました。

再現度はお察しのとおり、雰囲気だけでも出れば良いかなと思っております。

マフラー変更

キットでは下向きになってしまうマフラーを水平になるように作り起こし、社外品のマフラーエンド装着の体で径を太く変えました。

タイコへのつながりとかは一切無視、もともとシャシーの作りがテキトーなので良しとします。

他、ワイパーをシャープに整形等々細々と手を入れました。

エアブラシ周りをメンテ

時の流れか・・・

現在制作中の作品が本格塗装に入る前に、塗装道具周りをメンテナンスしました。

ちなみにリニアコンプレッサーのL5ですが

最後に使ったのは、2011年3月に1/700 阿武隈(未完)を塗装して以来なので、実に6年もの時が経ってしまいました。

購入したのはグンゼ産業時代の’99年頃だったと思います。

それまで親父のお下がりのオリンポスPC-101をエアボンベで吹いていて、レトラ5/17コンプレッサーに憧れていた所に登場した名機というか、エアブラシ普及の立役者ですね。

約20年物なわけで、時の流れを感じるというか

エアフィルタのスポンジが経年劣化でグズグズになっていました。

持病というかリニコンユーザーが必ず通る道みたいで、GSIクレオスさんで交換用に純正品が用意されているのですが、ヨドバシで¥1,620(税込)と正直フィルタースポンジに出せるような価格ではなかったので、とあるスポンジを流用しました。

洗車に使ってるスポンジを短冊状にスライスして適当に詰め込みましたが、圧が変わることも無く正常に動作しております。

プロコンBOY PS264汚いです、タバコのヤニと埃でベットベト、喫煙時代のこういったものを手に取るとゾッとします。

コンプレッサーはできる限り綺麗にし、エアブラシに至っては車のポリッシュ用に買った超々微粒子コンパウンド、3MのウルトラフィーナHGを車に使うよりも先に使用し磨いてやりました。

ウルトラフィーナ、なかなか確かな製品のようです。

さて、結構なブランクがありますが上手く塗装できるでしょうか、楽しみです。

フジミ:1/24 ダイハツ ミゼットII #011

サイドミラーの加工完了とヘッドライトの加工

ミラーのアーム、長さや角度がいまいち決まらないけど、あまり気にし過ぎるとミラーの径まで気になり、あれよあれよと全てに手を加えてしまいそうなので、この辺で妥協します。

ミラーとアームは固定しますが、アームと基部は未接着で畳めるようにしました。

塗装前に、予め基部を接着し強度を出しておいた方が、塗装後に接着するより遥かに確実かと思います。

続いてヘッドライトに手を入れました。

左が未加工、右がメリハリをつけた状態。

黒い本体と、メッキの前面部にもっと別パーツ感が欲しくて、勝手なイメージではっきりと段差を付けてしまいましたが、実車は加工前のように面一で正解でした。

別パーツ感がわかる程度にスジ彫りを深くするだけで良かったですね・・・

実車を手放して2年、細部の記憶なんてこんなもんです。