Fun! COATING(ファンコーティング)使ってみました

ようやく入手できましたArtFun!さんのFun! COATING(ファンコーティング)、撥水撥油コート剤なのですが前評判から先日のホビーショー、発売後とかなりの高評価で入荷即完売が続いていましたが、なんとかヨドバシさんで買うことができました。

用途としては、塗料汚れを強力に弾き、ハンドピースなどのお手入れを簡単にするお助けアイテムだそうで、各種溶剤を使う模型界隈でもその影響を受けない強固な皮膜を形成するようです。

ちなみに20ml瓶に10ml入って税込み1,990円でした。

アイスコーヒーに付いてくるガムシロップ程度の容量で2千円弱と決して安いものではありませんが、本来末端消費者まで降りてこない工業用品を小分け販売してくれるだけでもありがたいですね。

まず下ごしらえに、各メーカのツールクリーナーでエアブラシを分解洗浄しておきます。

手順に関しては動画サイトやメーカーサイトに詳細があるのでここでは割愛しますが、注意点がいくつか。

全くメンテナンスをしていないエアブラシは慎重にノズルを外さないと破損の恐れがあります。

固着したのを無理に外そうとして折れました。

こいつはサフ、メタル吹き用なのでひとまず瞬着で固定して見なかったことにします。

また、コート剤の揮発性がものすごく高く、内蓋が吹き飛ぶことがあるので瓶側に軽くテンションをかけながら蓋を開けるのがおすすめです。

容器の密閉性はそれなりにあるようで、匂いも漏れていないので大丈夫とは思いますが、その揮発性から次回使うときに空になっている恐れもあるので、一気に使い切るか、一応ジップ付きの袋に入れ暗所保管した方が良さそうです。

今回コーティングしたエアブラシは、直接塗料が触れるカップ内部やノズル周り、ニードル等にとどめ、エアブラシ本体周りは滑りすぎて扱いづらくなりそうなので保留としました。

あとは塗料皿数枚、調色スティック、筆先の金具等々でコーティング剤の半分も使っていません。

本来はコーティング後に「80°C環境にて60分加熱乾燥」させ皮膜を強固に形成させるようですが、なかなかそんな環境もないので、炎天下の車内ダッシュボード上に1日置いておくことにします。

動画サイトを見る限り相当な効果が期待できそうなので楽しみです。

ArtFun! : http://www.artfun.jp/

タミヤのエアーブラシスタンドII使ってみた

突貫で塗装スペースを確保したものだからエアブラシ周りがごちゃごちゃしています。

ごちゃごちゃというか、エアブラシが一本置き場が無く困っています。

元々使っていたMr.スタンドがあったはずなのですが、引っ越しの際に行方不明となってしまい、やむを得ずコンプレッサーに付いてたスタンドに乗せています。

結果コンプレッサーを卓上に置くこととなり、振動やらホースの取り回しやらでメチャクチャ鬱陶しいのです。

そこで解決策としてスタンドを買ってみました。

タミヤ製のエアブラシを持っていないのに、タミヤさんのスプレーワーク エアーブラシスタンドIIでございます。

スポイトも付いて安いです。

他社のハンガータイプは昔から憧れてはいたのですが、形状的に作ろうと思えばいつでも出来そうなのでまたの機会にします。

使ってみてですが、まあ悪くは無いです。

素材が樹脂の為軽く、そのまま机に置いてかつブラシ2本載せると少し安定感に心もとない感じがするので、手持ちのシャコ万から適当なのを使って固定しました。

良いっすねー、スッキリ。

不安要素でもあったオリンポスのPC-101もなんとか乗ってます。

一番メジャーな形状でもあるプロコンBOY PS264は、全く問題なくホールドされしっかり安定しています。

一方、オリンポス PC-101は、タミヤのベーシックエアブラシのスクリュー用と思われる切り欠きに、PC-101のカップ基部を乗せる形で使えます。

ただ置いてある状態なのでやや不安定ではあるものの、無いよりはましでしょう。

こいつに関してはアダプターの重量もあるので、ハンガーみたいな2点でぶら下げるのが無難なのかもしれないです。

やはりタミヤ製のエアブラシに合わせてあるようなので、汎用というわけにはいかないみたいですが、もしかしたらサフ用とかにタミヤのベーシックエアブラシを買うかもしれないので、その時は大活躍なのでしょうし、その際はPC-101用にハンガータイプを買ってあげようと思います。

エアブラシ周りをメンテ

時の流れか・・・

現在制作中の作品が本格塗装に入る前に、塗装道具周りをメンテナンスしました。

ちなみにリニアコンプレッサーのL5ですが

最後に使ったのは、2011年3月に1/700 阿武隈(未完)を塗装して以来なので、実に6年もの時が経ってしまいました。

購入したのはグンゼ産業時代の’99年頃だったと思います。

それまで親父のお下がりのオリンポスPC-101をエアボンベで吹いていて、レトラ5/17コンプレッサーに憧れていた所に登場した名機というか、エアブラシ普及の立役者ですね。

約20年物なわけで、時の流れを感じるというか

エアフィルタのスポンジが経年劣化でグズグズになっていました。

持病というかリニコンユーザーが必ず通る道みたいで、GSIクレオスさんで交換用に純正品が用意されているのですが、ヨドバシで¥1,620(税込)と正直フィルタースポンジに出せるような価格ではなかったので、とあるスポンジを流用しました。

洗車に使ってるスポンジを短冊状にスライスして適当に詰め込みましたが、圧が変わることも無く正常に動作しております。

プロコンBOY PS264汚いです、タバコのヤニと埃でベットベト、喫煙時代のこういったものを手に取るとゾッとします。

コンプレッサーはできる限り綺麗にし、エアブラシに至っては車のポリッシュ用に買った超々微粒子コンパウンド、3MのウルトラフィーナHGを車に使うよりも先に使用し磨いてやりました。

ウルトラフィーナ、なかなか確かな製品のようです。

さて、結構なブランクがありますが上手く塗装できるでしょうか、楽しみです。