カテゴリー: 煙草

去る5月末、唐突に始めた禁煙が気が付けばもう半年たちました。
約20年間、1日1箱の喫煙生活だったので無理だろうと思っていた割にはどうってことなかったです。
この先どうなるかわかりませんが、今のところタバコに対する欲求は無いですね。
強いて言えばタバコを吸う夢をたまに見るぐらいでしょうか。

この20年間に煙草に費やした金額、単純計算で200万は余裕で超えてるんですよね。
無駄になったとは言いませんけど、得られたものも無いと言う・・・
と、そんな近況

スタンレー　コーヒー
STANLEY COFFEE

30g/\690
ほろ苦くて少しミルキーなコーヒーの香り。
きめ細かい刻みが特徴の手巻たばこ。(秋山産業株式会社)

ショップからサンプルを頂いた
ベルギー産のシャグ、自分からはまず手を出さない類の物
パウチを開けると、これでもかと甘いコーヒーの香り
コーヒーのキャラクターを付けるなら必然とこの香りになるのでしょう
コーヒーアイスやキャンディ、コーヒークリーム、いわゆるコーヒースイーツ的な香り
シャグの刻みは細く、粉っぽさも抑えられ実に巻きやすい
火を着けるとなるほどラークかな？
喫味は重くなく辛くなく、良く言えば吸いやすくスタンダード
仄かににコーヒーっぽい味がなくもないが、いかんせん香りが強すぎる
個人的にはタバコにコーヒーフレーバーの価値が見いだせない
が、ラークからの手巻き乗換には良い候補か

サンプルは2g入り、5本巻けた

アパッチ　ゴールド
APACHE GOLD

35g/\830
自然派たばこ。たばこ本来の香喫味が愉しめるシャグたばこ。バージニアの甘さを堪能できる。（柘製作所）

無添加ゆえのカビリスクに勝てず、惜しくも廃盤となってしまったマニトウ、そのゴールデンシャグの跡を継ぐかのように登場したこのアパッチ・ゴールド
パッケージの色や、100g缶をラインナップするなど明らかに意識してるのを感じさせられる

謎の付属巻紙
中身はよくあるフリーバーニング、一見リズラっぽくもあり使用する気にはならない
では実際のところ喫味はどうなのか
パウチを開けるとバージニアらしいフルーティな香りがするが、ゴールデンバージニアのような酸味はない
期待値は上がる
シャグの湿度もそこそこあり、刻みは細く長め
ユルフワにしやすく巻きやすいが、若干粉になりやすいか
火を着ける・・・
可もなく不可もなく
純粋にバージニアとしてみれば、喫味も軽く甘さを感じられ、あまり癖もなくと実に吸いやすい
ただマニトウの替わりになるかといえば少し物足りないし、個人的には青臭さが気になる
マニトウ亡き今、乗り換えるならこれだ！とは言いにくいが、これはこれで悪くはないので、一旦マニトウを忘れて愉しむ価値は十分にあると思う

さて今月分到着
今回リピートが多い、というか新規開拓は月に1銘柄が良いのかも
先月、自分的なハズレが多くてまいった
タバカレラ、シガーを手巻き用にファインカットしたシャグらしい
20gで680円と価格もなかなか高価
あとは巻紙もスモーキングブラウンにまぎれて1つリコリス頼んでみた
タバカレラ、楽しみだ

今月分のシャグ
チェ
ドラム ブライトブルー
レッドブル2種
マクバレン3種
アパッチ3種
内アパッチは新商品ですね
なんかパウチからやたら葉がこぼれ出てる・・・
圧着なしなのか？これは早々に消費しよう
マクバレンは比較的高価なので楽しみ、特にハーフスワレから素敵な香りがする
チェはノベルティのポーチ狙いで頼んだけど、1袋じゃ貰えないのか付いてなかった残念
スマホ入れておきたかった

チェ シャグ
che shag

25g/\530 巻紙付き
南アフリカ産バージニア、キューバ産バーレーのブレンド
待望のチェ・シャグ。無添加で新登場。
キューバ葉ブレンド。 (秋山産業)

そのパッケージのインパクトとは裏腹に、実にマイルドでベーシックな喫味
価格変更により内容量は減りg単価は上がってしまった実に残念なシャグ
刻みはかなり豪快で茎の含まれる割合も高め
軽い酸味とほのかな甘み、クセも殆ど無く重さもライト～ミディアム
価格変更前はかなり乾燥気味でゴワゴワしたシャグだったが、変更後はしっとりとしている
秋山産業は無添加と謳っているが、とあるショップには保湿剤のみ添加と書かれていた、
g単価は上がってしまったとはいえ、スローバーニングで極薄のかなり使える巻紙が付いているのでコストパフォーマンスでいったらまだまだいけそう
しかし一度カビた経験があるので買いだめは躊躇してしまう

バリシャグ ラウンデッドバージニア
BaliShag ROUNDED VIRGINIA

30g/\700 巻紙付き

厳選されたゴールデンバージニアとオリエント葉を配合。
マイルドでとても吸いやすい。(春山商事)

第一印象としてそのシャグの色が物凄く綺麗
香りはバージニアベースの甘酸っぱい、ドライフルーツのような香り
甘みと酸味のバランスも良くコピー通りの吸いやすさではあるが、いまいち個性が薄い
何か特別感がないとやはりこの値段では勿体無いか
バリシャグシリーズ通して、どうもシャグが粉状になりやすく、ジャー保存していると最後のほうは粉だらけになり、それを巻くときつくなるし灰も落ちやすい
コルツもそうだが刻みが丁寧な葉はこうなる運命なのか
乾燥すると一気に辛味が増すので、開封時の湿度を保つが吉

バリシャグ ネイチャー
BaliShag Nature

30g/\700 巻紙付き
バージニア、バーレイ、僅かなオリエント葉を加え、人工添加物を一切使わずにタバコ本来の味を！(春山商事)

バリシャグの無添加品
パサパサなのかと思いきや、しっかり加湿してあった
無添加はこの辺のグラム数が気が楽で良い
香りはコクのある甘みに酸味は少ない
火をつけるとかなり香ばしく、甘さは飛んでしまうように感じられた
とにかく刺々しく、まさに乾燥した葉を燃やした煙といったところか
パウチ内で加湿してあるといっても、巻いている最中にどんどん乾燥していくので巻き溜める際は要注意
シガレットケース内でも保湿に気をつけないと、元々刺々しい喫味が更に暴れだす

バリシャグ ハーフスワレ
BaliShag HALFZWARE

30g/\700 巻紙付き
ダークケンタッキーとゴールデンバージニアを使用し、伝統的なオランダスタイルの特徴ある喫味。(春山商事)

ハーフスワレということで、あのDRUM ORIGINALをイメージしながら開封するも、まるで予想外だった
堆肥や鰹出汁に似た香りはそこまでせず、かなり燻臭く、火をつけて燃える前から、既に灰皿の灰の香りがする
火をつけて一服、これまた予想外に酸味がある
気になるようなクセは一切無く、それでいて軽い甘みとしっかりとした喫味
決して濃すぎず、軽すぎずの良い塩梅
DURMとゴールデンバージニアをブレンドしたらこうなるのでは？と思わせる
価格がそれなりにするものの、シャグの湿度も良く刻みも丁寧
パウチも安っぽさは無くデザイン配色もカッコ良い
ハリウッドの某有名俳優が愛飲しているとのことで、ようやく国内販売開始
今飛びつくと少しばかりミーハーな感じはするが、良く出来たシャグなので一服の価値はあると思う

ドミンゴ オリジナル
DOMINGO ORIGINAL

40g/\820 巻紙付き
ダークファイアードとダークエアキュアド・タバコに、香り高いバーレーと甘みのあるバージニアをブレンド。
ヨーロピアン・ブレンドの王道。
フルフレーバーな味わいは、まさしくオリジナル。(秋山産業)

意識したのか、どことなくDRUM ORIGINALを思わせるパウチの配色、その中身は
パウチを開けると、DRUM程ではないがそれでもスモーキーで少しクセのある鰹出汁にも似た香りがする
葉の刻みはドミンゴのそれで、きわめて細く柔らかい
しかしその刻みの影響なのかシリーズ通してやたらと灰が落ちやすい気も
火をつけると、やはりドミンゴ臭が鼻をつく
ただしドミンゴ・バージニアに比べるとコクと香ばしさが勝るのか、思いのほか良いアクセントに
同系統の定番たるDRUMと比べると全体的に味を薄め、少し酸味を加えた感じか
それでも特徴的なスモーキーさや程よい甘さは味わうことができる
重さはミディアムで常喫にも良い
個人的にドミンゴのイメージはあまり良くなかったが、これはなかなか良く出来たシャグだと思うし、価格もこれなら手を出しやすい