安物ブーツその後

安いのには理由あり

仕事でもワークブーツを履きたくて、でも高いのは勿体ないからと安いワークブーツを以前買いました。

ストラット(STRUTT) プレーントゥ ワークブーツ ST-214 レッドブラウン

結果として満足いく物ではなかったのです。

履き心地

週に2~3日、2か月ほど履いて、履きにくくなった、または馴染んだという変化は感じず、当初感じたスニーカーの様なままです。

初めてのクレープソールも、アスファルト上でぐにゃっとした粘りがあるのは初めての感覚でしたが、思ったほど滑らず山道でもしっかりグリップしてくれました。

革に難あり

買った当初、その質感から合皮を疑ったのですが、革の断面や毛穴、傷の付き方、皺の付き方、水分の浸透性などから、結果本革ということで落ち着きました。

落ち着いたというか、未だにスッキリしないのですが、もうそう思うようにします。

で、何が合皮感を増長させていたのか。

いわゆる顔料仕上げと呼ばれる、革を「染める」のではなく「塗る」着色法で、その顔料がかなり厚めなのではないかと思います。

その為、新品時では左右同等のテクスチャーだったのに、しばらく履いていると全く違った皺の付き方となってしまい、また右足だけ異様に表面が荒れ、このダメージはエイジングなんて呼べるようなものではなく、しっかりメンテナンスして履いても、傷等が味になることは無くただただ朽ちていくだけの気がします。

ローションやシュークリームで手入れすれば一時的に綺麗になるのですが、2~3回履くとこの状態になります。

むしろ合皮だった方が左右差も無く、綺麗なままだったのかもしれません。

結局のところ

靴としてはしっかりしてるので、色々踏まえて割り切って履くには良いかもしれないですが、レッドウイング以上のワークブーツの替わりにとなると、\10,000前後の価格帯、ホーキンスやセダークレストあたりからにした方が良いのかなーとは思います。

結局、代わりに安物履いても満足は出来ないし、妥協して偽物履いてる感がずっと脳裏に付きまとうので、この価格帯のワークブーツは今後買わないと思います。

 

 

またワークブーツ買っちゃった

先日レッドウイングのBeckman 9016を買ってからというもの、ワークブーツへの想いが止まりません。
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また新調してしまいました。
クレープソールのラウンドトゥ6インチです。
もちろんレッドウイングをホイホイ買える財力は無いので、いわゆる安価ブーツなのですが、仕事で履くには充分なのです。
そう、ワークブーツ履きたいのに休みの日しかベックマンが履けないし、かといって仕事で履くにはちょっともったいないから、だったら安物ワークブーツを履けばいいじゃない。
というわけで買ってみたのが
ストラット(STRUTT) プレーントゥ ワークブーツ ST-213 レッドブラウン
ベックマンの1/7程度の価格です。
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さすがに革の質感はベックマンが圧倒的に勝ります。
安い方は合皮感が凄い、一応天然レザーらしいですがどうなんでしょうか。
触った感じや伸ばした感じも、ホームセンターに\1,000ぐらいで売ってる革財布のみたいだし、革の匂いもなく完全に新品スニーカーの匂いがします。
靴としての作りはしっかりしていて、むしろベックマンの方が雑なほど。
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ステッチも綺麗で解れもないし、インソールも取り外しこそできないものの、しっかり作られています。
履き心地も窮屈な感じはなく、歩いてみても革の硬さが無くスニーカーのそれで悪くないです。
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問題は耐久性なのですが、ぱっと見はグッドイヤーウエルトの様に出来てますが、この価格帯で出来るものなのか。
ある日突然パッカーンでアッパーとソールが?がれないか不安です。
こればかりは確認する知識もないので、時間が経たないと何とも言えないですね。
これまで\3,000程度のトレッキングブーツもどきを仕事で履いてましたが、半年経たずにソール剥がれや合皮破れを起こしていたので、もしセメンテッドであってもせめて1年は持ってほしいです。